地元経済・ビジネス
取引販路拡大へ 強化塾で交流も 廿日市市が開催
2014年02月07日

初回は渡貫さんが実例を紹介した
【廿日市市】廿日市市が商工業者や農林水産業者に市内での取り引きや販路拡大のきっかけにしてもらおうと「産業連関強化塾」を1月30日、同市商工保健会館で開講した。約40人が参加し、講義を通し新たなビジネスの可能性を探った。
中小機構中国本部連携推進課の渡貫久さんは、魅力ある商品づくりの手法など紹介。「パッケージやラベルではバイヤーには伝わらない。商品や営業の差別化が必要」など伝えた。休憩時や終了時には、早速、参加者が連携に向け名刺交換をしていた。
塾は、今後2回あり、途中からの参加もできる。2回目の2月13日(木)は、地元産の野菜を使った食品開発や農商工連携、地産地消をテーマしたカフェの事例紹介などがある。3回目の26日(水)では参加者同士プレゼンテーションや情報交換し、新たな提携先のマッチングの場を提供する。同市商工労政課は「参加者同士で交流を深めてもらい、取引先の拡大、新商品の開発にもつなげてほしい」と参加を呼び掛けている。受講は無料。
問合は、同課Tel(0829)30・9140。