廿日市市の4商店街キャンペーン 魅力再発見しSNS投稿 元気なるアイデア募集
2021年01月15日
【廿日市市】廿日市市の4つの商店街が連携し、GoTo商店街事業として「はつかいち商店街めぐり#はつきゅん」を始めた。佐方商店街・はつかいち本通り商店街・廿日市駅通り商店街(けん玉商店街)・串戸商店街の魅力を再発見してもらおうとキャンペーンを展開。SNSを活用し商店街の良さを投稿してもらったり、元気にするためのアイデアを募っている。
各商店街では周辺住民に密着した取り組みをしている。だが、マンネリ化や店主の高齢化などの課題が上がっている。さらに新型コロナウイルスの影響で例年の催しが開催できない状況。市民らに愛着を感じてもらい来たことのない人に商店街を広く知ってもらおうと事業を企画した。
「ハッシュタグキャンペーン」では、各商店街の景色や商品、店舗、人などをSNSにアップしPRしてもらう。投稿者には、地御前産牡蠣セットや県内産米など抽選で計100人に毎週当たる。
商店街を盛り上げるアイデアも募集中。例えば、フリマの開催や「こんな店があったら」「店同士でコラボしたら」などアイデアを応募してもらい、今後の活性化策につなげる。抽選で210人に地元名産品などが当たる。
いずれも締め切りは31日(日)まで。
佐方中央商店会の新田茂美会長は「1つの商店街では難しいが、4つの商店街が垣根を超え協力し盛り上げたい。商店街をより知るきっかけにし、(新型コロナが)収束した際には改めて来てもらいたい」と話す。今後は商店街の店舗紹介やパンフレットを制作。飲食店のテイクアウト情報などを記載したリーフレットも作る予定だ。
問合は、廿日市商工会議所☎(0829)20・0021。