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「串戸保育園」新たに 公私連携で来春開園 にこぷらすが新設・運営

2020年12月11日

上は串戸保育園のイメージ図。建設中の現場を宮工生が見学。学びの場にもなっている
 【廿日市市】廿日市市串戸にあった公立の元串戸保育園の場所に、公私連携型保育所「串戸保育園」が来年4月に開園する。社会福祉法人にこぷらす(吉本卓生理事長)が新設し運営。園舎の木材のほとんどを県産にし、ビオトープを整備するなど随所にこだわった。旧保育園の保育を受け継ぐとともに、子どもたちが自然の中で成長できる環境づくりにも力を入れていく。
 同園は、敷地面積約2350㎡。園舎は延べ床面積988・2㎡の木造2階建てで、木材の8割が県産。抗菌作用や調湿ができるという無垢材を床や柱など至るところに、壁には珪藻土を使用する。園児らに木の温もりを感じてもらうだけでなく、五感を刺激し集中力を育む効果もあるという。
 1階フロアは、年齢に応じた各保育室や一時保育用の部屋のほか、クライミングやヨーロッパの木製玩具などをそろえた遊戯室を整備。火の暖かさや取り扱い方などを学べるよう薪ストーブを設ける。絵本コーナーには、1000冊近くを並べたい考え。1階フロアは基本吹き抜けの構造。一部、屋上に出るため2階構造にしている。屋上から複合遊具を伝ってグラウンドに降りることができる。
 グラウンド一角のビオトープには、サクラや紅葉など季節を体感できる木々を植える予定。池や小川なども作り、幅広い生き物に触れる場にする。地域の要望も取り入れ隣に畑も設ける。
 公私連携型保育所は、民間が設置しノウハウを生かして運営。行政が設置に伴う費用の一部負担や土地の無償貸し出し、運営の人員配置、教育・保育面などで関与する。同市によると、同保育園は認可私立保育園扱いで、市内3カ所目。
 吉本理事長は「園内で木や生き物に触れることができ、自然を感じることができるようにした。全ては子どもたちが多くを学び健やかに育ってもらうため。第2の家と思ってもらえるようにしていきたい」と話す。さらにコンセプトには「地域と育む保育園」を掲げる。同園施工を入札した企業に、地元業者が建設に携われるよう要望。建設現場では、県立宮島工業高校の生徒が見学できるようにするなど、地域との関わりにも重きを置いている。
 同園は、来年度の入園希望者を募っている。窓口は同市子ども課。
 問合は、同課☎(0829)30・9154。
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