ホクホク焼き芋 秋の味覚手作り 友和こども園
2020年12月04日
【廿日市市佐伯】自然と触れ合う機会を積極的に取り入れている友和こども園(廿日市市友田、平本力園長)で11月25日、園児52人が焼き芋づくりに挑戦した。店舗で買うものとはひと味違う、出来立ての秋の実りを堪能した。
ひろしま森のおもちゃ協会(三次市)の指導員が同園を訪れ、焼き芋の作り方を園児に説明した。園の畑で収穫したサツマイモを、
2歳~年長クラスの子どもたちが一つずつ手に取り、湿らせた新聞紙とアルミホイルに丁寧に包んだ。
たき火で熱くなった灰の上にサツマイモを並べ、上から落ち葉を被せた。炎が上がると、園児らは一斉に「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ」と、たき火に向かって呼び掛けた。
年長クラスの青木陽葵(ひまり)ちゃんは「お家で食べる焼き芋と味を比べるのが楽しみ」と、焼き上がりを心待ちにしていた。
約二時間後、園児らはホクホクの焼き芋を口にし「甘い」「おいしい」と喜んだ。お代わりするなどし、満足そうに頬張っていた。