「被爆ピアノ」の映画上映 調律師と女子学生の物語 12月ウッドワンさくらぴあで
2020年11月20日
【廿日市市】廿日市市のはつかいち文化ホールウッドワンさくらぴあで12月12日(土)、映画「おかあさんの被爆ピアノ」が上映される。広島に原子爆弾が投下され七十五年が経ち伝承者が減る中、全国に被爆したピアノの音色を届けて回る調律師のストーリー。公益財団法人廿日市市芸術文化振興事業団などの主催。
同作品は、被爆ピアノを託され全国を回る調律師・矢川光則と、将来について漠然としている女子学生の江口菜々子の物語。菜々子が被爆ピアノに触れ、広島や祖母の過去を辿る中で自身のルーツを探る。俳優の佐野史郎さんとAKB48の武藤十夢さんの主演。
上映は午前10時半~と午後2時半~の2回。それぞれ約二時間で、どちらも四十五分前に開場する。
チケットは、全席自由で前売りが大人1200円(当日1500円)、小中高生が800円(同1000円)。ウッドワンさくらぴあ事務室などで取り扱っている。未就学児は入場不可。
当日は、入場者の定員を半分にするなど新型コロナウイルス感染症対策を施す。
問合は、同事務室☎(0829)20・0111。