干潮満潮

2021年01月15日更新
▼自然災害はいつ、どこで発生するものか、人知には予測がつかない。25年は短くて永い。1995(平成7)年1月17日の早朝に起きた阪神・淡路大震災の折の恐怖が忘れられない。現地に赴いたのは1カ月ものちであったが、一面の焼け野原が目に焼き付き、三ノ宮駅近くの海辺に建つ友人の社屋が海に転がっていた姿が忘れられない。いつどこで起きても不思議でないと言われる日本列島。2016年に国の地震調査研究推進委員会が地域評価を公表した。今後30年以内に発生する確率は中国地方では約50%と発表している。西部地域では、活断層も多く14~20%とされた。
▼自然の気まぐれに恐怖が募る。この度の日本海側の豪雪には言葉がない。1m~2mもの豪雪は想像を絶する。高速道に何百台もの車が立ち往生して動けない状況に戦慄する。なぜ早めの遮断が、などと思える。この時代に融雪する手立てはないものかと、無知ものは思う。
▼豪雪といい、コロナ騒ぎといい大自然の摂理とはいえ、非常に思える。微生物から人間さままで懸命に生き残る戦いを続けるのが定めなのであろうか、と無知ものは思う。
小正月寂然として
目をつむる  飯田蛇笏

西広島タイムス電子版


令和3年01月15日 第1623号

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