【大野町】佐伯郡大野町に、老人保健施設(老健施設)ができそうだ。広島市の医療法人光仁会梶川病院(梶川憲治院長)が郷の借地に建てるもので、延べ床面積四千百十三平方m、四階建て一部五階建てで、痴呆性老人用四十床、一般用四十床、診療所を併設し、デイケア五十人を受け入れる。先月十五日の本年度の申請締め切り直前、県への確認申請が出された。
建設予定の場所は、同町の体育館・図書館・中央公民館と福祉保健センターの間の北側で、新幹線との間の土地。建設の打診がなされた際、大野町には老健施設誘致の計画はなかったが、「来るものは拒まず」で、別の場所にある町有地の購入をもちかけた(同町健康課介護保険係)。しかしその話はまとまらず、民家を取り壊して五十年期限の借地に建設することになったようだ。
七月初旬に計画を知った島田公生さんら周囲の十軒が、日照権など十項目の「要請」を町に提出、医療法人と町、住民の話し合いがもたれて、「建設地を一mでも沖(南)へずらす」「上からのぞき込まれないよう植栽する」「駐車の際は頭が民家へ向くように」など、いくつかの約束がなされ、以後も三者の「協議会」をつくって話し合いが続けられることになった。
また、重要な要請の一つ「浄化槽の処理水を水ノ越(みのこし)水源地より下流に」という案件は、町都市計画課が業者から敷地内の水路断面の拡張などとともに確認をとった。
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