【廿日市市】廿日市市可愛のガラス工芸の工房、「アトリエ グラスファンタジー」(石井艶子主宰、十五人)で五日(木)から九日(月)まで、初の研修会員による作品展があった。会場となったアトリエには十二人の作品、約三百点が出品され、訪れた人達の目を楽しませた。
会場には、種々の色ガラス板を組み合わせたステンドグラスのランプやオブジェ、窯で焼成するキルンワークの器、砂を吹き付けてガラスの表面を彫るサンドブラストのグラスなどの作品が並べられた。作品は全て会員が講師の助けは借りながらも、デザインから仕上げまで自分で行ったもの。形、大きさ、色あい、色と色の組み合わせに作り手の感性が投影され、会場を訪れた地元の主婦たちは「同じガラスと思えないくらい色々な作品があるね」と感心していた。
「グラスファンタジー」は東京の工房でガラス工芸を勉強した石井さんが、「広島の海、山、風を感じて、作品を作りたい」と、廿日市市に十五年前に開いた工房。「創作する人達が自由に出入りし、互いに刺激しあうサロン的工房にしたい」と研修会員を受け入れており、現在、十五人がガラス工芸の創作に励んでいる。OBの中には工房を巣立って東京で活動している人もいるという。
「初の作品展を経験して、皆、制作意欲が深まった様子。今後は何人展といった形式で続けていきたい」と石井さんは話している。
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