【佐伯区】十五(日)は佐伯区民まつり。この区民まつりには、より多くの区民に障害者への理解を深めてもらおうと、佐伯区社会福祉協議会などが主催する「さえき福祉フェスタ’98」も参加する。
同フェスタでは当日、車椅子介助、視覚障害者の手引き介助、手話や要約筆記による通訳を行うが、同社協では区民まつりに先立ち、先月十四日(水)から今月十二日(木)にかけて、区内の三公民館で「地域福祉講座」を開催した。
講座では、障害についての講義と併せて、車椅子体験と車椅子の介助方法、アイマスク体験と視覚障害者の介助方法の講習も行われ、障害者への実際の援助方法も指導。五回の講座での受講者数は百人余り。受講者の中から、希望者は登録ボランティアとしてまつりで実際に介助にあたる。
講座のうち、十月二十九日(木)に五日市中央公民館であった講座には二十四人が参加した。この日は広島市の歩行訓練士、松本敏伸さんが講師を務め、視覚障害について講義。その後、受講者はペアを組み、一人がアイマスクや弱視を体験する特殊なゴーグルを付け、もう一人が介助する形で、同公民館内や周辺を歩行した。
参加した久山千代さん(四一)は、「実際に町を歩いてみて、怖さを実感した。まつりではこの経験を生かして介助にあたりたい」と話していた。
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