佐伯区藤垂園で
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【佐伯区】「お年寄りや身体の不自由な人、全ての人にとってやさしいまちにしよう」と、広島市佐伯区と同区の楽々園(藤井孝行館長)、吉見園(石橋幸雄館長)両公民館、ひろしま道づくりフォーラム実行委員会は「まちのやさしさマップ」を作成している。九月二十六日(土)は、参加者らが町を歩き、やさしさや恐さを体験した。
参加者はそれぞれ、耳栓、白内障を疑似体験できる白内障用ゴーグル、利き手首のおもりや左右重さの違った足首のおもりなど(インスタントシニア)を装着したり、電動スクーターや車椅子に乗って、点検に出発した。
吉見園公民館側の参加者は、JR五日市駅から同区藤垂園までを、楽々園公民館側は、ひろでんショッピングセンターから区役所周辺までを約二時間かけて点検した。
見回った後、それぞれの公民館に戻って、気付いた点を発表し合った。「歩道の色が一色なので低くなっているところが分かりにくい」、「側溝のふたの隙間に車椅子の前輪がはまる」などの意見が出た。また、「銀行のキャッシュコーナーは車椅子では使えない」、「自動販売機のコイン投入口が小さすぎてお金を入れるのが難しい」というこれまで気付かなかったことが分かった。
改善点ばかりでなく、やさしさを実感した参加者もいた。おもりなどを装着して電車に乗った時「お客さんたちがすぐに席を譲ってくれた」と感激していた。
また、障害を疑似体験したことで、障害を持つ人の気持ちも体験できた様子。「白内障がこんなに見えないとは思わなかった。足腰がいくら丈夫でも、恐ろしくて外は歩けない。外に出るのがおっくうになるはず」、「歩いていると何でもない段差でも、車椅子で下りると大きな衝撃になるということが分かった」。
次回十月三日(土)は点検結果を報告、地図上にまとめて、発表する。地図をもとに、行政に対する改善法や自分たちの力で良くしていける方法はないか考える。
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