WEBタイムス 平成10年(1998年)10月02日 第548号
   

<水と緑の会、市内横断ダイオキシン学習会始める>

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 【廿日市市】廿日市市の市民団体「水と緑を育む会」(青野健二代表)が、根本的なダイオキシン対策を求めて署名活動を始めるとともに、市内各所でのダイオキシン学習会を始める。第一回学習会は十月四日(日)午前十時から阿品公民館で。講師は、同会代表で環境庁認定の環境カウンセラーでもある青野さんで、ダイオキシンに関する基本的事項の説明、廿日市市の対応とその問題点、私たちに出来ることの提案について。
 同会は去る七月三十一日に「ダイオキシン対策に関する要望書」を同市に対して提出していた(本紙八月七日号で紹介)。八月末日付けで出された回答では解決にはならないとして、署名と学習の行動を開始した。
 ちなみに同会が提出した要望と、それに対する市からの回答(いずれも要約)は、次のとおり。
 (1)ダイオキシン情報を市民に広く公開せよ。
−−これまでも公開している。とくに今年七月一日号で「ごみ処理の現状とこれから」の特集でくわしく情報提供した。
 (2)ダイオキシン問題はごみ問題という認識にたち、根本的かつ具体的な方策を。
−−平成十三年四月稼働を目途にリサイクルプラザを計画しており、そこでプラスチック廃棄物の再資源化の選別を行う。それまでに資源ごみ等の分別について市民に協力をお願いすることとなる。七月から行っている小中学校でのペットボトル回収もその一環である。
 (3)ごみ問題に理解のある市民を含めた「ダイオキシン問題対策検討委員会」の設置を。
−−すでに、市長、事業者、学識経験者等からなる廃棄物減量等推進審議会がある。また、ダイオキシン類発生のメカニズム、抑制の技術的判断等にはきわめて高度な知識を必要とするため、厚生省等で集約された知見を参考として今後とも対応する。本市独自の検討委員会は設置しない。
 (4)市清掃センター付近の土壌、大気中のダイオキシン濃度の測定を。
−−測定方法が確立されている排ガス中の濃度測定以外、現在のところ行わない。
 (5)(省略)
 (6)(主な発生源である)塩ビの使用を規制するよう国に働きかけ、市独自の対策や規制を。
−−塩ビの再資源化の技術が確立されないときは、市長会等を通じ、使用、生産の規制を働きかけたい。市独自の規制は研究するが、難しいだろう。
 (7)清掃センター焼却炉以外の市内における主たるダイオキシン発生施設と発生量を明らかに。
−−濃度の規制も測定の義務もなく、発生量等を把握することは不可能。
 



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