【廿日市市】廿日市市の地名の由来になったといわれる定期朝市「廿日の市」が昨年九月に復活し、毎月二十日(当初はその前後の休日などを含む)に開かれるようになって、一年が過ぎた。「あの人が作った商品を買いたいという人も増え」(同市経済課)、出品者と消費者の信頼関係が築かれ、市自体が少しずつ定着してきたようだ。
廿日市町史などによると、朝市は、室町時代ごろから立っていた、という。いつごろまで開かれていたのかは、はっきりしていない。昨年、同市が同市木材港の県木材利用センターで再開した。現在は、同市須賀の旧市庁舎跡に場所を移して催されている。
開催は、今年九月二十日(日)までで十三回を数えた。毎回、市内の農家や農業グループが育てた新鮮な野菜をはじめ、同市の特産の一つである木工品、作業所の所生の手作り品、佐伯郡大野町や吉和村など近隣町村の特産加工食品など、二十から三十団体の品が揃う。夏場、暑さのためか客足が足踏みしたこともあったが、延べ一万三千四百人が買物に訪れている。
同市では、「これから涼しい季節になり、出店者・来場者とも盛り返しそう。さらに新しい商品提供者などを開拓して規模・内容とも充実させていきたい」という。将来は、バザーやフリーマーケット、地元の各種団体の参加などを図り、市民が集う祭的な催しに育てて行きたい考え。
廿日の市に関する問い合わせは、廿日市市経済課TEL(0829)20・0001。
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