WEBタイムス 平成10年(1998年)07月24日 第539号
   

<環境ホルモン講座>

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 【廿日市市】グリーンコープひろしま西部生活協同組合は十八日(土)、廿日市市のさくらぴあで「遺伝子組み替え食品(作物)」と「環境ホルモン」の学習会を開いた。環境ホルモン学習会では、日本子孫基金の田沼博明さんがこれまでの研究や調査結果とともに、ダイオキシンをはじめとする環境ホルモンについてや現状について話した。
 「体内に分泌されるホルモンは、役割を終えると自動的に消えていくが、化学物質である環境ホルモンは、いつまでも消えない」と田沼さん。結果として、ホルモンが作用し続けて、過剰になり、身体に障害を招く。
 いまや環境ホルモンの代名詞といっても過言ではないダイオキシン。発生源として最も多いのは都市のゴミ焼却施設であると問題になり、さまざまな方策が練られて実行に移された。だが、ダイオキシンは、タバコの煙などからも検出されているそうだ。
 環境ホルモンは種類が多く、身近なところに潜んでいる。哺乳びんや幼児がかんで遊ぶおもちゃなど塩化ビニール系のプラスチック製品、ジュースなどのアルミ缶。即席カップ麺業界が「カップ麺のカップは安心」の意見広告を新聞紙上に展開したのはつい先頃のことだ。家屋の壁紙や防虫・防臭剤、化粧品や車の内装なども発生源である、という。「いったい安全な場所や安心できるものはあるのか」という驚きと恐さがじわりと伝わってきた。
 田沼さんは「消費者が、ダイオキシンなど環境ホルモンを発生させる商品など買わないよう厳しく選択することが重要」と強く呼びかけた。



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