WEBタイムス 平成9年(1997年)10月03日 第500号
   

<新宮神社建て替え終了>

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真新しくなった新宮神社
 【廿日市市】廿日市市新宮の新宮神社(林新宮司)の社殿がおよそ百五十年ぶりに建て替えられて九月十九日(金)、林宮司や益田肇、石井正治両責任総代や氏子、同神社改築奉賛会(谷峰徹会長)など関係者らが竣工式を開いた。
 林宮司ら関係者によると、同神社が建立されたのは室町時代。およそ四百三十年以上前の一五六三年ごろ、という。同時代には五五年に川中島の戦い、六〇年には桶狭間の戦いが起きている。それまでは村社としてあったが、六三年に和歌山から御神体を迎え入れた際に神社が建てられたらしい。記録では、百三十二年前の慶応元年(一八六五年)に改修されたのが最後になっている。
 流れ造りと呼ばれる手法の新社殿には、当時の梁をそのまま使っているほか、様々な時代の遺産が残されている。
 林宮司は、「建物の痛みがかなり激しく、雨漏りなどもあり、建て替えが急がれていた。ようやく完成してよかった」とほっとしたようす。
 工事は、本殿などの建物およそ七十六平方mの建て替えと、社殿の裏山の地滑り防止のためのコンクリート壁の設置など。費用は約八千万円で、大部分を同神社所有の山を売ってねん出、不足分を奉賛会などで基金を募りまかなった。
 



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