児玉部会長と野坂権宮司
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五日市商工会(田中龍三会長)は十三日(木)、昨年ユネスコの世界文化遺産に登録された佐伯郡宮島町の厳島神社(野坂元良宮司)に、「遺産保存への一助に」と、同商工会が主催したコンサート会場で集めたチャリティー募金七万六千円を、寄金として送った。寄金の贈与は、団体としては遺産登録後、初めて。
当日は、同商工会の児玉正樹商業部会長らメンバー六人が、寄付金を持って、厳島神社を訪ねた。寄付金は、同社本殿でお払いなどの神事を受けたのち、野坂宮司の弟、元臣権宮司に手渡した。
同商工会は、当初、宮島町に寄金を送る予定にしていた。ところが、前日十二日(水)の同町三月定例議会で、町が提案していた「世界文化遺産保存寄金の設置条例案」が否決され、町側の受け皿がなくなったため、急遽、厳島神社に直接手渡すことにした。
児玉部会長は、「世界の遺産であることを認識し、地元はもちろん、多くの人たちが支えていく必要がある。今回の寄付がきっかけになり、大きな動きが起きればいい」と、今後に期待している。
野坂権宮司は、「初穂(寄付金)として、神社の建物の修理や補修などに利用させていただく」と、感謝していた。
募金は、同会が三月一日に佐伯区民文化センター(広島市佐伯区)で開いた演奏会、「風と光のおくりもの〜パンの笛と広島ブラスクィンテットコンサート」の来場者らに呼びかけをして集めた。
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