
▲全国での活躍を誓い国立競技場で好記録を狙う広島JOCの11人
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北京オリンピック陸上男子四百mハードル・千六百mリレーの二種目に出場した為末大(広島市立五日市中学校出身)を輩出した同市佐伯区の広島ジュニアオリンピアクラブ(日山正光会長)の選手が、今年も全国のトラックに挑む。東京都の国立競技場で29日(金)・30日(土)にある「第24回全国小学生陸上競技交流大会」だ。クラブが発足して二十三年目を迎え、小学生は通算十四度目となる大舞台。今年は男子・女子4×百mリレー、5年女子百mの計三種目、過去最多タイの十一人を送り込む。県選手団二十二人のうち同クラブが半分を占める。
6月の県予選会を53秒91のチーム新記録で優勝を飾った男子リレー。角田祥基(五月が丘小)・田川日々紀(平良小)・渡部陽平(同)・阪垣和也(楽々園小)・大津優音(庚午小)の6年生メンバーで臨む。5月の市大会では55秒台だったタイムを一カ月で一秒以上縮めるなど練習を重ねるたび力を伸ばしてきた。特に三―五番手の実力が拮抗し、競争力が高まり精神面でたくましさを増している。藤本法生監督も「うれしい悲鳴だが、辛い」とメンバー選出に頭を悩ますほど。
同じく55・71の女子リレーは、田中裕子(湯来南小)・中本香穂(津田小)・岩広歩未(東浄小)・瀧口笑実花(庚午小)・石川みなみ(同)。「ここが強い」と藤本監督は胸をたたく。最初から志は高く、全国大会入賞を狙いトレーニングを積んできたことで、メンタル面の強さは男子を上回る。
5年女子百mも全国行きを決めた笠谷咲乃(伴南小)をはじめ、将来有望な選手をそろえる。県予選会決勝レースは、笠谷のほかにも同クラブの選手が三・四・八位に入り、来年のリレーが有望視されている。
「自分の力を出してほしい。国立の雰囲気を楽しんでもらいたい」と藤本監督。順位は気にせず男子は自己記録の更新、女子は八年近く破られていないという54秒台の県記録更新を狙っている。一方、選手たちの全国へ懸ける思いは、男子女子で正反対。「決勝へ行きたい」とプレッシャーを感じる男子メンバー。「最高記録を出して準決勝へ行きたい」と大舞台を楽しみにしている女子。“侍ハードラー”為末イズムを受け継ぐ後輩は、全国での活躍を誓う。
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