
▲小学5・6年が英語劇「Songoku」を熱演した
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【廿日市市宮島】小中一貫校の開設を目指している廿日市市宮島町で市立宮島幼稚園・小学校・中学校などが21日、宮島小で教育研究会を開いた。公開授業や児童・生徒の舞台発表などして、保護者や学校関係者らに教育課程・指導方法など進めてきた研究の一端を紹介した。
宮島では、平成十四年・十五年度に国立教育政策研究所から「小中連携教育実践研究事業」の委嘱を受け、幼稚園を含めた連携教育を実践してきた。今年度、同市が吉和地区同様、宮島地区での小中一貫教育の方針を打ち出し、新たに小中一貫教育連絡協議会を発足。現在、平成二十一年度をめどに、小中一貫校の開校を目指している。
宮島では中学校の教諭が小学校で兼職したり、月一回小中教職員の合同研修や小中合同のあいさつ運動・運動会・文化祭などをしている。小学校6年生が一週間の中学校生活体験をした際には、「中学校生活への不安が解消された」(同中学校)という。
特に、柱にしているのが英語活動とキャリア教育の充実だ。いずれも幼小中の十二年間を見通し一貫したカリキュラムを作成し指導している。英語教育では、一人のALT(言語指導助手)が三校全てを受け持つ。社会人や職業人として自立していくために必要な意欲や態度、能力を身に着けるキャリア教育も宮島独自のカリキュラムを組む。自然体験や園児と小学2年生が一緒になったおもちゃづくり、宮島水族館での社会見学、小中学校の合同授業、ボランティアガイドなど多彩な授業が並ぶ。
ほかにも、自然と伝統にあふれた宮島ならではの授業を多く取り入れている。宮島彫りの伝統工芸士や平家琵琶演奏者、ろくろ細工士などをゲストティーチャーとして招いた。管絃祭や鎮火祭など地域行事に積極的に参加し、地元の伝統や文化への興味・関心を高め、地域の一員としての自覚を深めたという。
研究会では、宮島の歴史を学んできた小4と中3の合同発表や小6と中1の合同体育授業などを公開した。ステージでは、小学5・6年児童が孫悟空を題材にした英語劇で笑いを誘い、中学校2年が8月に実施した職場体験について英語を交えながら紹介した。
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