
▲野村さんが描いた作品薬40点を並べる
|
【佐伯区】地元広島市佐伯区出身の野村朋香さん(26)の絵画展が12月1日(金)から31日(日)まで、同区皆賀公民館である。創画展春季展賞を受賞した野村さんの絵画三十〜四十点を展示する。
野村さんは一九八〇(昭和五十五)年生まれ。幼いころから絵に興味を持ち、中学校では美術部に在籍。高校2年生の時に美術大学への進学を決心し、美大専門の予備校へ通い始めた。美術に詳しい予備校の講師や仲間と触れ合い、絵画への関心はいっそう高まっていったという。最初は油絵に魅力を感じていたが、自由な発想で個性的な絵を描いている日本画家たちの存在を知り、「伝統的と言われる日本画の世界の中で、私も自分なりの表現をしてみたい」と、日本画を専攻に選んだ。
二〇〇〇年、多摩美術大学に入学。卒業後、一年間の社会人生活を経て東京芸術大学大学院に進んだ。〇四年、現代日本画の優秀作品を表彰し展示する創画展の春季展賞を受賞。以後、創画展に四度の入選を果たし、ギャラリー銀座フォレストで個展を開くなど活動の場を広げている。
ダンサーが踊っているような躍動感あふれる人物画や、ガラス細工のようなタッチの抽象画。一見、日本画の画材を使っているとは思えないほど、野村さんの絵画は多彩な表情を見せる。
絵に共通するテーマは「浮遊」。多摩美大の学生時代に経験した舞踏の影響からか、「浮かぶ」、「漂う」といったイメージのある絵を描くようになったと話す。
地元で開く絵画展について、「一つの区切りになるし、自分への励みにもなる」と野村さん。「これからも、ジャンルや形式にとらわれない大きな絵を描いていきたい」と絵筆に思いを込める。
絵画展の問い合わせは、皆賀公民館TEL(082)922・6656。
Copyright© L.co All Rights Reserved.