WEBタイムス 2006年(平成18年)9月15日934号
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セミナーレポート

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薬を服用している家族のためにと、熱心に聴講する参加者も少なくなかった
薬との正しい付き合い方
「薬剤師を相談相手に」

市民アカデミー

 薬についての正しい知識と現代の薬事情を学ぶ市民アカデミー事業「薬の世界」(4回シリーズ)が9日、五日市中央公民館で始まった。初回のこの日、「薬との正しい付き合い方」と題して、広島市科学技術市民カウンセラーの高橋裕子さんが講演した。
 高橋さんはまず、「掛かり付け医だけでなく掛かり付け薬局(薬剤師)も決めて、処方せんは一カ所で調剤してもらうこと。また、生活相談も日頃からできるようにしておくといい」と、健康相談の相手としての薬剤師の役割を紹介。「薬局で“おくすり手帳”を作ってもらい、(不測の事態に備えて)持ち歩こう」とアドバイスした。
 のみ薬の服用の仕方として、「コップ一杯の水か白湯で飲むこと。お茶や牛乳、ジュース、アルコール、ドリンク剤などと一緒に服用すると、のみ合わせにより薬の作用がなくなったり、逆に効き過ぎる危険がある」と説明。さらに、「血圧を下げる薬や血液をさらさらにするための薬をのんでいる人は、グレープフルーツや納豆、健康食品を食べると影響が出る場合がある。掛かり付け薬剤師に相談を」と注意を促した。
 このほか、「薬をほかの容器に詰め替えると、他の人が間違ってのんでしまう危険がある」「自分の薬がよく効くからといって、薬を他の人にあげてはいけない。逆に、もらってもいけない」「他人の助言や自分の勝手な判断で、薬をのんだりのまなかったりしない」「薬の箱は捨てないで最後まで一緒に持っておく」「薬の袋が開けにくい場合は、掛かり付け薬剤師に相談して、袋を替えてもらって」「薬は高温になる場所に保管しない」などの留意事項を説明した。
 聴講した参加者たちは、「薬剤師にいろいろと相談できることを知った」「これまで少ない量の水で服用していた」「もっと勉強していきたい」などと、それぞれ感想を話していた。
 なお、2回目以降はアンチエージングや薬の開発、禁煙補助薬などをテーマに16日(土)、30日(土)、10月7日(土)の日程で開催。


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