| 2006年(平成18年)9月15日934号 |
【佐伯区】地元広島市佐伯区在住の映像作家・川本昭人さん(80)の作品六本の上映を通じて五日市の今と昔を知る「ふるさと映像祭」が17日(日)午後2時から、同区の五日市公民館である。アマチュア映像作家として全国的に知られる川本さんが、冷静な中にも温かいまなざしで見つめた故郷の映像は、古くからの住民には懐かしく、新たに住み始めた人たちには珍しく興味を引くだろう。観賞料金は、無料。来場者先着百人には、上映作品の一本である「伸びゆく五日市」DVD-Rを進呈する。同公民館と五日市中央公民館の共催。
川本さんは、地元の醸造元八幡川酒造を経営(既に退職)する一方で、子息の誕生をきっかけに8ミリ映画制作を始めた。「家」、「家族」、そして「ヒロシマ」をテーマにこれまで多数の作品を発表し、日本を代表するアマチュア映像作家の一人として、数々の賞を受賞している。また、同郷である映画監督・新藤兼人氏とも親交が厚い。
上映作品は次の通り。いずれも二十分間から三十分間の作品で地元の懐かしい風景や人が収められている。
「伸びゆく五日市」昭和の大合併で一九五五(昭和三十)年、五町村が一つになり誕生した五日市町と十五年後の七〇(同四十五)年の発展した同町の姿。
「八幡川春秋」故郷の母なる川・八幡川の河口から源流まで、風景と人とのかかわりを季節とともに描く。
「ヒロシマに生きる」原爆症の妻が寝たきりの姑を看病する姿を夫自らが撮影。
「祭りの声」地元出身の映画監督・新藤兼人氏の六十三歳から文化勲章受章までの故郷とのかかわりを記録している。
「人生の達人」同区在住で百六歳(当時)の丸山實さんの生き生き生活を見守った。
「憤怒の貌」地元在住で「被爆者が描く原爆の絵を街角に返す会」事務局長の土井克彦さんの使命感に燃える活動を活写した。
問い合わせは、五日市中央公民館TEL(082)921・8070または五日市公民館TEL(082)922・8333。
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