
▲整備に着手するため池
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【佐伯区】広島市植物公園(同市佐伯区倉重三丁目)は今年開園三十周年を記念し、また公園の魅力をさらにアップしようと、園内北側にあり、開園以来手付かずだったため池整備の第一弾として散策路を新設する。ため池に親しんでもらおうと、現在、池の愛称を募集している。
二〇〇一(平成十三)年に取得したため池は、幅百五十m・面積約七千平方m。夏にはさまざまなトンボが飛び、冬にはカモなどの渡り鳥も飛来する。だが、水辺は転落防止の柵などがなく未整備で危険なため一般来園者は立ち入り禁止にしていた。
同公園では、現在、ため池整備計画を策定中で早くもいろいろなアイデアが浮んでいる。水面にせり出したフロートタイプの「親水テラス」。子どもが安心して水遊びできる「水辺体験園」。高山植物や山野草など小型の植物を中心に植えているロックガーデンと合わせ、花園をイメージした「早春の花園」。休憩所を兼ね、小さな展示室を設けたり望遠鏡で池の様子が観察できる「水辺植物パビリオン」。広さ約二百五十平方mのハナショウブ園をさらに広げ場所を池のそばに移設。サギソウなど湿原植物などを植える「湿生花園」など。植物公園らしさがにじみ出て、憩いの場として活用できそうな案ばかり。今後は園内で検討し、基本構想計画などをまとめていくという。とはいえ、実現はまだ先の話のよう。
手始めとして新たに整備する散策路は、平均幅一・五mで、モザイカルチャーなどがある屋外展示場そばから水辺を通り、ハナショウブ園南側までの長さ百八十m。同展示場から行くと、6月にはアジサイが出迎えてくれる。現在、総工費として六百万円弱を挙げているが、地形的に難しい場所のため変更もあるという。開園記念日の11月3日(金)に完成セレモニーを予定している。同公園にとって、二十周年の時に完成したベゴニア温室以来の大規模な事業となる。
ネーミングは、応募用紙かはがきに、ため池の愛称・氏名・年齢・郵便番号・住所・電話番号を書いて、持参するか郵送する。9月30日(土)必着。一人何点でも応募できる。命名賞一人にはランの鉢植え・図書券一万円分・ボタニカルアートを、健闘賞五人にはボタニカルアートの絵はがきと記念品、応募者の中から抽選で十人に記念品を贈る。
同公園は「かわいくて、親しみの持てるような名前をつけて」と話している。
申し込み・問い合わせは、〒731―5156広島市佐伯区倉重3丁目495広島市植物公園、[TEL](082)922・3600。
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