
▲圓山賢治署長が交通事故防止の協力を呼び掛けた
|
【廿日市市】6月一件一人、7月二件二人、8月一件一人、9月はすでに一件三人―。廿日市署と廿日市市は8日、同署管内で頻発する交通死亡事故を抑止しようと交流プラザ(廿日市市本町)で緊急対策会議を開いた。市教育委員会や市交通安全協会、市老人クラブ連合会など関係十三団体約七十人が集まり、地域や職域に伝えようと事故の発生状況や傾向を学び、「安全宣言」をした。
昨年の同署管内での交通死亡事故件数と死者は二件二人と少なかったが、今年はすでに六件九人。特にここ数カ月で立て続けに発生。過去十年で最悪の十二人が犠牲になった平成九年・十年に迫る厳しい状況にある。
同署の高杉勲交通課長によると、単独事故と追突事故が急増しているという。「若い人は車線を外れて単独事故、年配者はセンターラインを越えての正面衝突が多い。『カーブの手前ではスピードを落とす』は鉄則」と力を込める。8月下旬には、交差点の右折バイクと対向直進車が衝突してバイクに乗っていた学生が亡くなったことなど事例を挙げがら、「交差点」、「高齢者」、「携帯電話」など注意すべきキーワードを連ねた。
圓山賢治署長は、「事故があった時の一過性のものではなく、真剣に考えてほしい」と前置きし、「悪質運転の取り締まりや事故防止に粘り強く取り組んでいるが、警官の数には限りがある。市民一人ひとりがルールを守り、ゆとりを持ってほしい」と呼び掛けた。
最後には、廿日市地域町内会連合会の亀谷敏男会長が「交通事故防止『安全宣言』」を声高らかに読み上げた。
Copyright© L.co All Rights Reserved.