WEBタイムス 2006年(平成18年)6月9日921号
 スポーツ

野球大国アメリカに挑む  春季大会ベスト8広島工業大学高校  長戸投手と加藤捕手  15日の日米戦で県選抜入り

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日米野球の県選抜チームのメンバーに選ばれた長戸俊樹(右)と加藤周平
 【西区】地元広島工業大学高校野球部(石田克之監督)の長戸俊樹投手(3年)と加藤周平捕手(同)の2人が、15日(木)に尾道市のしまなみ球場である「日米親善高等学校野球大会」の広島県選抜チームのメンバーに選ばれた。春季高校野球広島県大会でベスト8入りを果たし、エースと正捕手がそろって県選抜の一員として野球大国アメリカに挑む。
 今年の春季大会で工大高は、優勝した呉宮原に0―2で惜敗したものの、二十数年ぶりの準々決勝進出を果たした。
 県選抜チームは、春の大会ベスト8の学校から18人を選出。投手・捕手各4人の中に工大高の2選手がメンバー入りした。同校としては初めての日米野球選抜入りだ。
 工大高のエースを張る身長一七六cm体重六〇kgの長戸(右投右打)。持ち味は、最速136kmのストレートだ。昨年は背番号10をつけ2番手だったが、今年に入り、特に精神面が強くなり、現在防御率は2・1前後を誇る。球を受ける女房役の加藤は「左右のコースが突けるようになった。荒れだしたら止まらなかったが、最近ではまとまって安定した投球ができる」と勝負強さとマウンド度胸を買う。
 県選抜では背番号17を着ける長戸。「自分のピッチングができれば。アメリカの野球は分からないので、投げてみてアメリカの打撃全体を見てみたい」と抱負を話す。
 身長一七五cm体重六七kgの加藤(同)は、持ち味を「思い切りのいいバッティング」と話す。チームの中心4番に座り、打率は今年約20試合で3割後半、本塁打3本を放っている。肩も強く、1年の秋から背番号2を着け正捕手として本塁を守り、今年はキャプテンとしてチームをまとめる。長戸は「ワンバウンドを止めるので信頼している」と話す。
 県選抜では13番を背負う加藤は「恥じや悔いのないよう全力で工大野球をしたい」と意気込む。
 日米野球が終われば、夏の県大会が目の前に迫る。加藤は「チームのお陰で選ばれた。自分的にも、チーム的にも勢いに乗れるよう夏につなげたい」と話している。


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