WEBタイムス 2006年(平成18年)6月9日921号
 社会・福祉

松ケ原で初の自主防災訓練 身近にある山の危険も視察

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山へ踏み入り危険箇所や災害跡を視察した
 【大竹市】昨年12月に大竹市内三番目の組織として発足した松ケ原地区自主防災会(中本春一会長)が4日、初めて総合訓練を実施した。国土交通省中国地方整備局太田川河川事務所と市・市消防の協力のもと百二十八人が参加し、避難訓練や炊き出し訓練に取り組んだ。
 四方を山に囲まれた同地区では、一番の危険は土砂災害と言える。訓練では、梅雨時期の大雨を想定して防災無線と車載スピーカーで住民に避難を呼び掛け。各家庭から小学校まで山すその道などを避けながら避難した。体育館に到着後は、避難者が全員いるか人員を把握し、準備したむすびと茶で腹を満たした。
 団地住民の一部は、不安に感じている裏山に国交省職員らと入り、実際に崩れている場所や危険がないか視察してすぐ近くに危険が潜んでいることを知り、万一の事態に備えた。
 中本会長は「参加者が思ったより少なかったのは残念だったが、全世帯の六割が参加してくれたのが良かった。対処法を身をもって体験し、防災意識の高揚につながったのではないか」と話していた。
 同地区では、今後も定期的に訓練を重ね、地域のつながりもより密にしていきたいという。


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