
▲周辺整備を終え、廿日市市役所前として生まれ変わった駅の完成を祝った
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【廿日市市】廿日市市役所の最寄り駅、広電宮島線平良駅周辺の整備が完了し、駅名が新たに「廿日市市役所前(平良)」となった。1日には、市や国、広島電鉄(株)、(株)広島バスセンターなど関係者三十人余りが同駅前広場に集まり完成記念式典をして祝った。翌2日から、駅のロータリーに新設したバス停「廿日市市役所前」にさくらバスや広電バスが乗り入れはじめ、早速多くの人がバス停と電車駅が一体となり乗り継ぎしやすくなった施設を利用している。
完成したのは、市が整備していた街道平良駅通線の最後の部分である駅前広場。ロータリーや歩道、福祉トイレなど備える。すでに広島バスセンターが事業主体となって、駅ホームの移設、低床化、構内通路の設置などした平良駅乗り継ぎ円滑化事業と連携した取り組みで、ホームと歩道の高さを同一にするなど乗り継ぎ時の負担が軽減し、利便性が向上した。
式典では、広電の大田哲哉社長が、ヨーロッパでは多く見られる駅の形式であると紹介し、「公共交通のバリアフリー化の一つの手本になるのでは」とあいさつ。山下三郎廿日市市長は、同所周辺のまちづくりの経緯を話しながら「これでこの一帯の(まちづくりの)見通しがついた」と喜んだ。
テープカットや駅名板の除幕などした後、廿日市聖母マリア幼稚園の園児二十人ほどが電車に乗って登場。「ぼくたち、私たちは、電車やバスのマナーを守って乗ります」と声をそろええた。運転手に花束を贈ってから、最初の乗り換え利用者としてさくらバスに乗って幼稚園に帰った。
同駅は、住民の声をまとめた廿日市町(当時)の要望や、駅間の距離が長いという背景から整備着手し、一九八四(昭和五十九)年11月1日から供用を始めた。沿線住民や広電バスの原線を利用する人などが利用していた。
広電によると、今年度中に広電阿品駅も同様に、路線バスの停留所と一体化する改修を予定している。
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