
▲今年もあじさいまつりを飾るオブジェを製作した
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【廿日市市大野】ビニール傘、ドーム型、百五面体、さて今年は?―。廿日市市大野のチチヤスハイパークをメーン会場に開催される「おおのあじさいまつり」に、今年も県立宮島工業高校建築科三年生作のオブジェが登場する。10日(土)前夜祭・11日(日)当日祭のまつりに向け、同校には高さ六mの巨大なやぐらを立て、先輩の作品を超えようと作業が続いている。
アジサイをテーマに、趣向を凝らしてダイヤモンドプールを飾ってきたシンボルのオブジェ。四年目を迎える今年は、五mの高さから水が噴水状に降り注ぎ、その形はプリンのようなドーム型という。
過去三作品はいずれもプールサイドから見て楽しむだけだったが、今年は一工夫加えた。水に濡れないようビニールで覆った高さ二・五m・幅一・二mの通路を設け、水の中を歩いている感覚を味わえるようにするという。生徒四、五人で四時間前後かかったと言う労作が、水の動きが見た目で分かるように作った一面縦六m・横二mの幕だ。緑色や黄色、赤、水色、紫色などそれぞれ2色ずつ使いモザイク状に編み込んだ八枚の幕が囲む。生徒にシンボルの作品名を聞くと、しばらく頭をひねった末、「くじら号」。
ほかにも、会場には生徒の作品が登場する。出入口ゲートのグループは、保育園児のかわいらしい絵がさらに彩りを添え、「ゲートの規模とデザイン、裏側まで細かく見てもらいたい」。
メーンステージのグループ。まつりで初めて執り行う人前結婚式「あじさいハッピーウエディング」に合わせて、教会をイメージしステンドグラス風にハスやアジサイの装飾画で彩る。ハワイアンの雰囲気を醸し出した波の出るプールでは「浮き島を工夫したので目を向けて」。
流れるプールを担当した班は、タケの巨大カタツムリや大小の水車など作った。長さ三十m・幅五mにわたりタケで骨組みし、ピンクや青、紫色などの織布で覆い、アジサイをイメージしたトンネルは自信の作品。灯ろうを流したりと、「夜は、私たちがメーン。ライトアップするので、ぜひカップルで見に来て」。
今年は生徒の数が二十八人と、例年に比べ十人ほど少ないため、苦労が多い様子。県総体と重なり部活が忙しい生徒もいる中、まつりに華を添えようと今年も作品と向かい合っている。
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