WEBタイムス 2006年(平成18年)6月9日921号
 社会・福祉

永慶寺菖蒲まつり開催  花の名所に来場者多数  見ごろは今週末

ホームへ戻る目次へ戻る
写真
花を眺めながらゆったりと過ごす
 【廿日市市大野】廿日市市大野を流れる永慶寺川そばの六区集会所周辺で4日、「永慶寺菖蒲まつり」が初めて開催された。四百人以上が来場し、ショウブを鑑賞したりして晴れ間がのぞいた休日を思い思いに過ごしていた。
 永慶寺万年青会(船倉豊会長)が、お年寄りや親子連れなどで来場してもらい、花を眺めながらゆったりとした時間を過ごしてもらおうと企画した。
 もちろん、主役はショウブ。集会所近くには、地元の吉田新二さんが十五年ほど前から丹精込め育ててきたショウブ畑が約八百九十二平方mにわたり広がっている。現在、一万本以上あり、満開の時期には遠方から足を運ぶ人や毎年楽しみにしている人もいるなど、地元では知る人ぞ知る花の名所だ。
 吉田さんが「六十余年お世話になった地域への恩返し」と無償で開放した。当初は、花が満開の時期を見計らい開催日を決めたものの、今年は日照不足のためまつり当日は2分程度の花の開きだった。だが、ところどころで10cm程度の紫や薄紫などの色鮮やかな花が咲き誇り、来場者を迎えた。畑をぐるっと回り「見事じゃねぇ」と漏らしたり、休処で花を鑑賞しながら世間話に華を咲かせたり。花が開かず気をもんだと言う船倉会長は「多くの人が来てくれ来場者がまつりに花を添えてくれた」とほっとした様子。今週末には見ごろを迎え白や黄色などの花が開き、降雨後はその鮮やかさがより一層増すそうだ。
 山田準治さんの梅林もまつりに花を添えた会場には女性会や子ども会、万年青会、あいあい作業所が、たこ焼きや綿がし、角ずし、ジュースなどを販売。ショウブの切り花や株分のテントは多くの人であふれていた。子どもたちは竹とんぼを飛ばしたり、“花より実”なのかくじ引きに人気が集まっていた。
 船倉会長は「畑を貸してもらえるのなら、来年も続けたい。来年以降は集会所に花と共に、書や短歌などを飾り付け文化祭も開きたい」と思いを巡らせていた。


記事の内容、及び著作権について