
▲由緒あるきらびやかなひな壇を楽しむことができる
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【廿日市市宮島】廿日市市宮島町で、ピンクののぼりが春風に揺れている。旧暦の桃の節句に合わせ、旧家などにひな人形を展示する「みやじま雛めぐり」が今年も始まった。宮島歴史民俗資料館・野坂家・大聖院のメーン三会場とサブ会場合わせ約三十カ所で飾っている歴史・由緒あるひな壇を一目見ようと、桃色のマップを手に散策する観光客であふれ、会場では「きらびやか」、「豪華」、「すごいねえ」とため息にも似た声が漏れている。六回目。四月三日(月)まで。
最も多い八セットが飾られている同資料館。子どもたちの成長を見守ってきた江戸時代をはじめ、明治、大正、昭和時代のひな壇が並んでいる。
福田家に江戸時代末期から伝わるひな壇は人形もだが、何より荘厳な御殿に息を飲む。幅百m・高さ七十五mほどで、組み立てる際には大人四人で半日かかったという。金具の細かい装飾や屏風の微細な表現などに目を奪われる。御殿の造りと資料館の雰囲気が相まってそうさせるのか、正座をし背筋を伸ばして拝観する観光客が多くいた。
初めて雛めぐりを訪れたという広島市南区の小島啓子さん(六八)は「どれも年代を感じるものばかりで、素晴らしかった。来て良かった」と話していた。
メーン会場にはパスポートが必要(大人三百円・高校生百七十円・小中学生百五十円)。
問い合わせは、(社)宮島観光協会TEL(0829)44・2011。
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