WEBタイムス 2005年(平成17年)5月20日870号
 地元経済・ビジネス

成和産業がアフルレッサHDの完全子会社化

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 【西区】医薬品卸地場大手の成和産業(株)(広島市西区商工センター一丁目、高橋英富社長)は十二日(木)、業界第三位のアルフレッサホールディングス(株)(HD、本社東京都)の完全子会社になると発表した。アルフレッサHDが株式交換で同社の株式を取得し、完全子会社化した。今年十月に傘下に入る予定。今後は、共同仕入れなどスケールメリットを生かす。
 業界内で企業再編が急速に進行する中、合理化などを進め生き残りを図ってきた同社だが、単独では厳しいと統合に踏み切った。昨年九月、アルフレッサHD子会社と保有する経営資源やノウハウの有効活用のため包括的な業務提携を締結。その後、卸機能向上や業務コスト省略化による経営健全化への協議を重ねてきたが、アルフレッサグループに参画することが早道と判断した。
 成和産業の商号・事業内容・所在地は従来通り。今後もグループ内で地盤の中国五県をエリアに、医薬品卸などを担当する。高橋社長は続投、アルフレッサHD取締役も兼務する予定。
 社会の高齢化が進展してますます医療費が増大するものの、同業界では価格競争の激化や販売先である医療機関が共同仕入れを進めるなど、取り巻く環境は厳しい。昨年四月には(株)エバルス(広島市中区)が(株)メディセオホールディングスの子会社になるなど、ここ数年、中国地方でも地場大手が業界上位グループの系列に組み込まれている。



 アルフレッサHD=二〇〇三年九月、それまで売上高三位、四位だった企業同士が共同で設立した持ち株会社。平成十七年三月期で連結売上高一兆千九百五十三億千三百万円。来期は一兆三千四百億円を計画。


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