
▲効果を試すため、防犯ガラスを力いっぱいたたいてみる
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【佐伯区】かぎを掛けていなくても不安の無かった時代は遠ざかり、たとえ施錠をしていても完全な安心は消え去った今のご時世。犯罪の現状を知り、我が家の防犯対策を見直そうと十六日(月)、美隅公民館(広島市佐伯区美の里二丁目)で身近な防犯講座があった。泥棒の心理や対策を学び、持参した家のかぎの防犯性が高いかどうか診断を受けたりした。
侵入手口の中でも多いガラス破り対策として、窓の強化に効果がある防犯ガラスがどんなものか体験してみようと、実際にハンマーで打ち破ってみた。まずは、女性が挑戦。力いっぱいたたいてみたがびくともしない。続いては男性が挑んだ。力を込めハンマーを振るうと割れはしたが、穴が空くことはなかった。講師は「侵入までに時間をかけさせることが重要。その間に気付いた人が通報することもできる」と窓の強化はもちろん、人感ライトや防犯カメラの設置など、侵入を手間取らせることの大切さを強調した。
講師を務めたセキュリティハウスモリタカによると、県内では、無閉まりによる空き巣被害が多いという。簡単なことだが、出掛ける際は戸締まりの順番を決め、習慣づけることが閉め忘れを無くす良い手段だそうだ。「戸締まりよし、と声を出すのも頭の体操にもなって一石二鳥」と講師が話すと笑いが起こる一方で、狙わせない環境をつくる予防防犯の大切さも学んだようだった。
防犯対策には、さまざまな手段があり、家庭や当人の事情によって必要とする内容が違う。講師は最後に「安全は自分でつくるもの。『うちは絶対に大丈夫』ということはないということを忘れないで」と呼び掛けていた。
廿日市市から参加した進藤夫妻は「センサーライトや補助錠など対策はいろいろやっているが、とにかくかぎを掛け忘れないことが大事と改めて感じた。家に帰ったら、防犯アイテムをすべてチェックし直す」と気を引き締めていた。
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