
▲食卓に上がった魚の霊を慰めようと神事を執り行った
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【西区】広島市中央卸売市場水産棟(広島市西区草津港一丁目)で九月二十八日(火)、毎年恒例の「魚霊祭」があった。水産物部協議会(三島文人会長)主催。日ごろ魚を取り扱っている市場関係者が長きにわたってかかわってきた魚の霊を慰め、今後の豊かな漁を願った。草津八幡宮宮司が神事をしめやかに執り行い、鯛十五尾を放流した。
三島会長は「爆発的な人口増と、情報化により世界が狭くなり、数限られた魚と共に生きる我々にはますます厳しい。三百年近い伝統の魚市場の仕事をまっとうし、消費者に喜んでもらいたい。先輩から“魚は長寿の薬”と教わってきた。骨まで食べられる時代が来た」と参列者を前に今後の意気込みを話した。
式典後には、関係者らが桟橋まで出て、鯛十五尾を放流した。毎年放流場所としていた場内西側桟橋は、九月七日の台風18号で折れ曲がり水没したまま。東側の桟橋で放流した。
今年は、一九八四(昭和五十九)年に広島魚市場(株)と広島水産(株)が開場し二十周年の節目を迎えた。翌八五(同六十)年の売り上げは両社を合わせて四百九十九億五千二百五十四万六千円。ピークは、九〇(平成二)年の五百十七億四千五百五十五万九千円だった。
二〇〇三(同十五)年の鮮魚貝類・冷凍漁・塩干加工を合わせた売り上げ高は、三百八十七億五千七百七十四万四千円。
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