| 平成16年(2004年)10月1日840号 |
1999(平成11)年
10月1日号
◯…中国地方を九月二十四日(金)襲った台風18号は、広島県で最大瞬間風速四十六mを記録、県内で死者五人を出し、八年前の一九九一(平成三)年九月二十九日に上陸した台風19号以来の多大な被害をもたらした。地元西広島地区では、佐伯郡宮島町の世界文化遺産、厳島神社の国宝左門客(ひだりかどまろうど)神社が強風と強い波のため全壊、佐伯町ではゴルフ場従業員が見回り中に木が倒れ亡くなった。また、広島市西区商工センターをはじめ沿岸部では護岸の決壊や高潮のため工場の浸水、道路冠水などの被害を受けたほか、名産の広島かき養殖に多大な影響がでた。
◯…「グラウンド一面にカモメのような鳥が、二百羽くらい下り立ち、ほとんどが同じ方を向いていた」―。台風18号が中国地方を襲った九月二十四日(金)午前十一時ごろから午後一時ごろまでの約二時間、広島市佐伯区八幡二丁目の八幡小学校のグラウンドで、体長約四〇センチの鳥たちが、台風をやり過ごすかのように、じっとしていた。羽の色などの特徴から、ウミネコの群れのようだ。ウミネコは、海が荒れると市街地で羽を休めることがあるという。
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