WEBタイムス 平成16年(2004年)10月1日840号
 連載記事

干潮満潮

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▼久しぶりに近くの小学校の運動会をのぞいた。トラックを囲んで、懸命に声援を送る家族の姿は昔も今も変わらない。これに応えて子どもたちも日頃の鍛錬の成果を存分に披露していた。見ていて楽しい。
▼体操に競技に、カメラ、ビデオで子どもたちの姿を追う弾んだ顔が印象的。プログラムに目をやると棒ひき、綱引き、騎馬戦などあって、ひときわ声援の高いのは、やはり走ること。徒競走や紅白対抗リレーで最高潮に達していた。転んだりしても歯を食いしばって最後まで走る姿に拍手が湧く。高学年ともなれば体をしならせ、けり足の長さ、格好良さが目について頼もしい限り、速い、はやい。日頃はたくさんの子どもたちに接する機会がないから余計に感銘を受けた。
▼昼の休憩時は子どもたちと家族が一緒に弁当をひろげて寛ぐ。覗いて見る訳にもいかないが、おおかたむすび弁当に秋の味覚など詰まっていることだろう。一部の学校で親子別々に教室や講堂などで昼食を取る運動会があると聞いたこともある。そんな運動会でなくてよかった。明るい気分にひたることができた秋の一日。
 運動会の少年
 ヨードチンキ塗る
       加藤かけい


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