| 平成16年(2004年)8月27日835号 |
「気持ち切り替え廿日市市と」 「私がやり遂げないと」 佐々木雄三宮島町長 インタビュー
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二十二日(日)の住民投票で佐伯郡宮島町の合併相手先に廿日市市が正式に決定した。宮島の将来を決する投票から二日たった二十四日(火)、広島市との合併を掲げてきた佐々木雄三町長に話を聞いた。
―現在の心境は
町民の意志が決まり、私が合併先に向かっていかないといけないので、気持ちは切り替えて町民の幸せのためにやる。私はとにかく町民の幸せのためには「広島市に」と思ったが、(町民が)「廿日市市が良い」と言ったのだから、廿日市市と一緒になって宮島のまちをつくっていくのが最大の使命だと思っている。気持ちは切り替わっている
―「残念」という思いはありますか
それはある。だが、私は一票でも多い市に従うと言ってきた。二百票という差がついている。完全に(町民の)意志だと思っている
―約200票差についてはどう感じましたか
二百票ついたことで心の整理がついた。どちらにしろきん差だったら悩みが多かった。私自身、百票以上の差が目安だった
―「広島市」を町民が選択しなかった理由は町長自身どのように考えますか
町民が、日常生活圏が密接の方が良いということでは。広島市との合併は吹っ切っていく。観光面については、お互いが協力して広島県の発展のためにやっていかないといけない
―町長就任の際、最大の公約だった「広島市との合併」が果たせませんでした。今後の進退についてはどうお考えですか
考えていない。それをすると合併できない。間に合わない。私がやり遂げないと。私は町民が幸せになることしか願っていない。私は、広島市が良いと思ったが、町民が廿日市市を選んだ。町民の幸せは廿日市市ということになった。町民を裏切ることはできない
―合併に向けスタートラインに立ったが、今後が重要になりますが
宮島町のまちづくりをどうするか。相手市と一緒になり協力してやっていくしかない。宮島のブランドとしての遺産は残さないといけない。島自体が世界遺産のテーマパークだと思っている。厳島神社を景観とした自然などが残っている。これをいかに保存していくか
―広島市・廿日市市両派とも合併議論を交わす中で共通していたのは宮島の郷土愛、いかに守っていくかと言う思いがあったと思いますが
郷土愛で宮島をどうしたらいいのか、広島市・廿日市市両派が議論を交わした。一年間、無駄ではなかったと思う。まちをつくっていく中でお互い夢が出ていた。町民の中にも意識改革(の気持ち)が出た
―今後不安視されるのが、町内を二分したことでのしこりですが
ないとは言えないが、職員含めなくすよう最大限縮めていくことが務めだと思う
―町長に就任し、合併議論を中心にした1年を振り返ってみていかがでしたか
この一年間でいろんな仕組みや流れも分かってきたし、さまざまな人と交流ができた。人脈とか人を知り、ものを知り。これが、一年間で培った私の財産
―新たな2年目に向けて抱負は
行政のイロハのイから、合併論議の渦中で、一年間勉強してきた。この一年は(合併に向け)スピードを上げていきたい
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