WEBタイムス 平成16年(2004年)8月27日835号
 社会・福祉

「まず地域知ろう」 遊歩道づくり始動 NPOおおのの風

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 【大野町】佐伯郡大野町の「NPOおおのの風」(坂史朗理事長)が推進する、町内を中心に自分たちが歩いてみたくなるような遊歩道や散策路、いやしの空間やパーキングエリアなどを整備する「魅力あふれる遊歩道と駅家(うまや)による自遊空間の地域づくり」事業のオープニングイベントが二十一日(土)、大野町図書館であった。当日は、同町はもとより、広島市や廿日市市などから四十人ほどが出席。講演会や事業の説明などがあり、本格的なスタートを切った。
 魅力・特徴のある遊歩道や、西暦七〇〇年代に主な街道で旅行や通信に役立った「駅家」を復活させ休憩所やフリーマーケットなどが開催できる憩いのスポットを、それぞれ市民が中心になり整備していこう、という試みだ。
 講演では西国街道散策会の佐々木卓也会長が壇上に立ち「地域を知ることが地域づくりにつながる」と力説した。中でも、魅力再発見の有効なツールの一つとして上げたのが、マップ作り。みんなで町の中を直接歩いてみて、気付いたこと、感じたことなどをマップにすることで人に知ってもらい、地図を活用し見て回ることでさらなる発見にもつながるという。
 当日は、意見が形になることで参加する喜びを知ってもらおうと、ワークショップのミニ体験を開いた。自己紹介形式で、地図を使い参加者自らが住んでいる場所を示したり、「大野町の◯◯が好きです」というテーマで、「鳴川」、「べにまんさく」、「経小屋山」などそれぞれ大野町への思いをカードに書き、地図や机に張った。同町宮島口西の西橋多津子さんは「知らない人と打ち解け、それぞれ出した意見をまとめていく上でグループができ、面白かった」とカードゲーム感覚で楽しかったという。
 坂理事長は「未知の世界に“道”をつくっていく事業。どんどん参加してほしい」と九月初旬の実行委員会発足まで参加者を呼び掛けている。
 申し込み・問い合わせは、坂理事長tel(0829)56・0669。


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