| 平成16年(2004年)8月27日835号 |
▼ようやくのことで暑さが止む処暑(二十三日)も過ぎて明らかに雲の色、形が変わってきた。夜、寝床に着くと地虫の声が聞こえはせぬかと耳を凝らして聞くと、ジーと鳴いているようでもあり空耳でもあるように思えていささかあいまいな時期だ。
▼家の中は乱れっ放し、騒々しいうえに小遣いまで与えて割に合わないと言いながらのじじばばの笑顔。夏休み中の娘や嫁も冷蔵庫の中をあらかたさらっていったと同じことをあちこちで聞かされた。
▼先週八月二十日号のこの欄で学校医との話による幼児期の「注意欠陥・多動性障害」に触れたくだりで「いかに幼児期の躾がだいじか考えさせられる」とした表現について、「あれはADHDという脳に微細な障害原因があると考えられている病気であり躾(広く親や家族、学校などの…)とは関係なく、正しい認識を持つように」と、資料を添えて指摘いただきました。文脈の中で病気と「躾」とが短絡的に結び付きかねないことへのお叱りと受け止めました。幸いに高校卒業くらいまでにほとんど治るとされていますことに安堵しました。不明と稚拙な表現により誤解を招き深くお詫びします。
新涼の確かさ けさの
寝覚めにも 小畑一夫
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