
▲GCクラブが発足した
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【西区】広島市西区鈴が峰町の住民有志が力を合わせ防犯パトロール隊「GC(Green&Clean)クラブ」を発足させ四日(日)、鈴が峰第一公園(同町)で発会式をした。広島西署管内で二十四番目の誕生となる同クラブ。早速、同日夜には三組に分かれ、ユニフォームの黄色のベストを身に着け一時間ほど団地内を見回った。
「グリーンタウン」と呼ばれる同団地。以前から空き巣被害が絶えず、悩まされていた。同クラブの田村貢会長(六三)は「約百四十戸のうち三分の一もしくは四分の一は、何らかの被害に遭っていたのではないか」というから切実だ。中でも、同公園は、ベンチ周辺にたばこの吸い殻や空き缶、あるいは携帯電話を手に周囲を見回す不審者などを目撃する住民もいたという。特に、公園を取り囲むように植えられた人の背丈ほどある木々が周りからの視界を遮り、公園内で何が起きているか分からない状況だった。クラブ結成の気運が高まると同時に、団地内の防犯強化の一つとして、公園を改良し花壇を作ろうという話が持ち上がった。
区に樹木せん定の際に植え込みの一部切除や低木化などを打診し、刈り取ってもらう一方、花壇は住民自ら株や肥料など材料を持ち寄り造成。根を切り、土を整え、丁寧に株を植えるなど汗と泥にまみれ住民らが手を携え作業した。現在、色鮮やかに花が咲き誇り、死角となっていた場所を見通すことができ、開放的な憩いの場となっている。
クラブの名称は、緑を絶やさず、犯罪を一掃するクリーンなまちづくりを目指す意を込めている。隊員は、現在、三十六人が登録。団地内を十ブロックに分け、時間や曜日などは各グループがそれぞれ弾力的に対応し週ごとに分かれ不審な人や物などを見回ると同時に、引き続き花壇作りにも力を入れていく。
田村会長は「団地でこれだけの結束は初めてでは。(隊を)持続することが我々に課せられた問題。できる人が、できることを、できる時間で、等身大で活動していきたい」と見事によみがえった公園を見渡しながら意気込みを力強く話した。
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