WEBタイムス 平成16年(2004年)7月9日829号
 連載記事

花本マサミの映画・映画「69 sixty nine」

ホームへ戻る目次へ戻る
写真
 「69」一九六九年のこと。作家・村上龍の自伝的小説の映画化。
 舞台は長崎県の佐世保。当時の世相を背景に高校生の矢崎剣介・ケン(妻夫木聡)を中心に仲間のアダマ(安藤政信)、イワセ(金井勇太・彼だけは現役高校生)らが、はちきれる青春謳歌を見せてくれる。
 女子生徒のマスゲームを見てて「何かを強制される集団は醜い」と何か分からない理屈をふり回し、彼女たちを解放しようと、ついには「学校の屋上をバリケード封鎖する!」ところまで発展。
 別にイデオロギーも何もなくやっただけ。窮屈な時代、管理されてる時代の昨今、痛快ですらある。
 柴田恭兵をはじめとする先生陣も個性的な変なのもいるが人間の血がかよっていていい。
 脚本を宮藤官九郎が書き、監督を二十九歳の李相日が。主題歌「いとしい人」をケミストリーが。
 一九六九年というと多少はみ出たことも許された時代、同年代の方は懐かしさを、若い人は、エッ!こんなパワーがあったのかと思うのでは。
 青春は傷ついたとしても振り返ると、いつも素晴らしい!
 ※RCCラジオ毎週日曜夕方5時半「映画ジョッキー」を聞いてください。
プレゼント
 7月10日より広島東映劇場(中区八丁堀)、ワーナーマイカルシネマズ広島(南区段原)で公開の「69・sixty nine」に読者十人をご招待します。劇場の都合で上映日程の変更及び招待券の使用制限などがありますので、必ずご確認を。広島東映劇場はTEL(082)221・0965、ワーナーマイカルシネマズ広島はTEL(082)261・1310。
 【申込方法】官製はがきに住所・氏名・年齢・電話番号・映画の題名・希望映画館名を書いて、〒733―8675西広島タイムス「花本マサミの映画・映画」係へ。締切は翌週金曜(当日消印有効)。発表は招待券の発送をもって代えさせていただきます。


記事の内容、及び著作権について