
▲翻訳も貴重なインドネシア民話を翻訳した
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【西区】「インドネシア民話、聞いてみませんか」―。広島市西区井口鈴が台二丁目の井口公民館で活動している音訳ボランティアグループ「まめの会」(加藤正矩代表、十六人)が、同市佐伯区楽々園五丁目の楽々園公民館で活動するインドネシア語同好会が翻訳したインドネシアの民話を音訳(音声訳)し、録音テープにまとめた。希望者に貸し出すそうで、「視覚障害者だけでなく、(広く出回っている本ではないので)健常者にも聞いてもらいたい」(加藤代表)と呼び掛けている。
音訳とは、視覚障害者のために書籍や広報などを読み上げ、音声化して伝えること。対面朗読や録音テープ・CDに吹き込むなどの方法をとる。朗読とは違い、できるだけ感情を入れずに読むなどの特徴がある。
これまでも、地元の昔話「いのくちばなし」などを音訳テープにまとめてきたまめの会。「一般的な本なら、どこかがテープを作る。会独自のテープになるし、地元の人の活動成果を伝えたい気持ちもあるから」と、同民話を取り上げた。インドネシア語同好会によると、直接日本語訳したインドネシア民話はおそらく数冊しかないそうで、同会がまとめた本は貴重だといえる。
製作には時間をかけた。同会の了承を得て、直訳の文章を聞いても分かりやすいように、さらに子どもにも聞いてもらおうと、かみ砕いた文章に再編集した。多人数で分担して読み上げると、声がばらつき聞きにくくなるので、加藤代表と橋口フジエさんの二人で吹き込んだ。声の音量を調整したり、読み違いがないかチェックする校正は、藤本ひろみさんと和田眞津美さんが担当した。二つのグループが手をつないで完成したテープは、九十分テープ六本組のボリュームになった。ジャワ篇三十数話が収録されている。
同テープはまめの会のほか、広島市西区社会福祉協議会と井口公民館にあり、借りることができる。
テープに関する問い合わせは、同会加藤代表TEL(082)277・0804。
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