WEBタイムス 平成16年(2004年)1月1日803号
 連載記事

西広島のあの店この場所

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写真

本格備長炭火焼鳥 えんま
広島市佐伯区三筋3丁目6―23 さんビル1F
TEL(082)921―5400
営業時間/午後5時〜午前1時(ラストオーダー午前0時半)
定休日/水曜日
P/3台
15席(カウンター7、座敷8)


ホルモン「味わって」 落ち着く大衆的な店

 一人でのれんをくぐる客、少し長めの滞在時間―。平地賢治店長は「大衆的な店」だと説明します。店内は広いわけではありませんが、焼き鳥へのこだわりで勝負しています。
 焼き鳥は、火力の強い備長炭で外はぱりっと、中はジューシーに。「ありきたりかもしれないけど、それをこなしています」と控えめですが、「冷凍は絶対に使いません」ときっぱり。「新鮮な素材をなるべくその日のうちに」がモットーです。
 一番人気のはさみは一本一〇〇円で、定番のかわは同じく八〇円。焼き鳥はすべて三本一皿で、税込み価格です。「ぜひ味わってほしい」と勧めるホルモン(一本一五〇円)は、とろけるような舌触りと太鼓判。コースメニューがないのは、「型にはめたくないから」。気軽に来店して気楽に食べてほしいとの思いからです。
 ドリンクは、生ビール(三八〇円)、本格焼酎各種(三三〇円〜)など。特に目を引くのは、ウーロン茶やジュースが六〇円からと安価なこと。グラスも普通サイズです。「店を出てから飲む人、多いでしょう。それなら、店内で飲んでもらおうと思って」と店長。うれしい心配りですね。住宅地に店があり、家族連れも多いので、「子どものために」の気持ちもあるそうです。
 寒さが増した今なら、冬季限定の鳥スープ(一五〇円)、湯豆腐(三五〇円)が狙いめ。外で凍えた体も温まって、ほっと一息つけるでしょう。
 「入りにくい店名」という人もいるそうですが、「えんま」は「閻魔」じゃありませんよ。「縁間」や「宴間」と読むそうです。「もう一つの家、居場所として親しんでほしい」。落ち着けるという声も多い、隠れ家的な店です。


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