WEBタイムス 平成15年(2003年)9月26日790号
 地元行政

大竹・栗谷線見直し10月から 栗谷住民は要望書提出を検討

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 【大竹市】大竹市は厳しい財政下、大竹・栗谷バス路線の補助金・ダイヤの見直しを図り、十月一日(水)から、これまでの大型二台による一日上下六便ずつを、小型(二十八人乗り)一台による上下各五便に縮小する。利用する市民の間には「高校生など通学ができなくなる」など不安の声が上がっている。同日から、運送事業者は大竹交通タクシーに変わる。
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10月1日から新たに走行するマイクロバス
 同路線新ダイヤは、栗谷・JR大竹駅始発着便をメーンに、松ケ原・JR玖波駅などを経由する。市は今春から、利用者数や定期券購入者数などの状況について調査してきた。調査結果を基にして地元説明会を実施した結果、片道一時間以上かかり、一台では物理的に走行不可能な上り便の早朝二便のうちの一便と、下り便の昼間二便のうちの一便をニーズが少ないとの理由と併せて、廃止する方針を決めた。
 市によると、例年千六百万円程度計上していた補助金は、ダイヤ改正で半額以下に削減する見通しだという。
 「始発着の停留所と時刻の若干の変更のほかに、これまでとは違うバスが走る点に注意してほしい」と住民に呼び掛けている。
 一方、十月からのダイヤ改正を前に栗谷地区住民は「子どもたちの通学に見合った時間に始発便を変更してほしい」と署名収集と市へ要望書を提出する準備を進めている。
 現在の早朝便は、同地区マロンの里を午前六時十分に通過する便と六時五十五分発の二便で、JR玖波駅着がそれぞれ七時と七時四十五分。同地区に三十−四十人ほどいる高校生・大学生のほとんどは家族などの送迎で通学しており、常時バスを利用していないが、緊急時などは始発を使うこともある、という。
 「広島・廿日市方面の高校に通う場合、遅くても七時過ぎのJRに乗らないと間に合わない」とある保護者はいう。新ダイヤでは早朝便は七時四十五分玖波駅着だけになり「緊急時や保護者が送迎できなくなった場合、子どもたちは始業に間に合わなくなり、学校に行けなくなってしまう。弱者切り捨てではないか」と怒りと不安をのぞかせる。
 生徒の保護者を中心とする住民は、現在の高校生らはもちろん、将来高校に通うことになる中学生・小学生のためにもと、運行時間の変更を求める考えだ。
 要望書が提出された場合、同じく玖波中学校への通学でバスを利用している生徒などがいる松ケ原地区住民らとの折り合いが必要となるが、市は「検討・見直しの余地はある」と話している。


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