WEBタイムス 平成14年(2002年)9月13日739号
 社会・福祉

消防職員アイディア発表 廿日市で研究発表会

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現場で働く職員が消防・救急に役立つアイデアを発表し合った
【廿日市市】広島県下十一消防本部・消防局の現場で働く職員が独自に研究・開発した消防・救急に役立つアイデアの研究発表会が六日(金)、廿日市市下平良一丁目のはつかいち文化ホールさくらぴあ小ホールであった。十七組の職員が予防、警防、機械、救急、救助、水防、そのほか消防に関する機器の発表や試作機の実演などをした。発表会は防災・救命など日々の活動をさらに向上させるため、各消防局が独自に取り組んでいる研究などの情報交換を目的に年一回、持ち回りで実施している。
地元廿日市市消防本部は、滑り止めを付けた吸水ホース用枕木を発表した。枕木は、ホースに取り付け、水槽などの枠からホースの損傷を防ぐ。従来型は吸水時の重みで取り付けたホースごと下に引っ張られ、外れるトラブルがあった。改良型では山形にカットされたゴムを接地面に取り付け、谷間で枠から外れないようにしている。 「防水シート張り工法におけるシートつなぎ器具の考案について」、「消防ホースの応急修理器具の考案について」といった発表、ペットボトルを利用した排出オイル収集器などユニークな発案に基づく実用性の高い機器が多かった。
現場の職員が、日々向上心を持って取り組んで来た研究、工夫の数々。どれも、より多くの人命を救うために、という職員の情熱にあふれていた。「実際に、発表した部署に寸法など詳しく聞くことがありますよ」と廿日市市消防本部の末長孝之総務課長。
福山地区消防組合、竹縄紳治消防局長は「住民にもっと会場に来て、日々、課題意識を持って仕事に臨んでいる職員の姿を見てもらい、防災意識を高めてもらいたい」と講評した。


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