ニューヨークのテロから一年。各地でさまざまな追悼の催しが行われています。
市民に無差別に行われるテロは、防ぎようがありませんが、天災であれ人災であれ、被害は一番弱い人に一番強く影響してきます。その時、障害者や高齢者はどう反応し、どのような対応があったのでしょうか。九月は防災月間です、災害に対する十分な準備を整えることが必要ですが、課題が山積みです。何階建てであれ災害時、エレベーターは使用できません。車いすの人は、何人かが車いすを抱えて降りるか、負って降りなければいけません。センターでもその訓練をしましたが、麻痺のある人や大人の人を負うのは難しく、いざとなったら出来るかしらと不安になりました。
職員や支援する人が側にいれば何とかなりますが、一人で通勤していたり、一人でいると緊急避難は不可能に近くなります。状況の変化と情報の判断が、とても難しいのです。「ここで待っていてね」と言うと何があっても待ち続けてしまう人もいるし、いつもと違う雰囲気だけでパニックになる人もいます。情報が混乱する中、障害者や高齢者を思い出してくれる人がどれぐらいいるのでしょうか。
災害に対しては障害者も高齢者もまだまだ弱者です。
広島市西区
社会福祉士・田中洋子
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