WEBタイムス 平成13年(2001年)7月27日 第684号
   

待ちわびたこの日 友好関係永遠に

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 【西区】一九九四(平成六)年の広島アジア競技大会を盛り上げた公民館の一館一国運動を契機に開催前の九三(平成五)年から始まった、古田地区と韓国ソウル特別市惟石(ユソク)初等学校との相互交流の最終回が二十一日(土)から二十五日(水)までの五日間、古田公民館(広島市西区古江西町)などであった。協定期限が二〇〇一年までということで、八年間で延べ千五百人余りが日韓両国を毎年行き来してきた交流は今回が最後となった。
 日本の歴史教科書問題で交流などに厳しい規制がかかる中、子どもたちにいろいろ学ばせたい、楽しみにしている子どもたちをがっかりさせたくないとキム・ヨン・ヨン団長ら父母の強い要望により、制止を振り切った形で今回の来日が実現した。
 来日したのは児童六十人を含む七十六人。平和記念公園を参拝した後、古田公民館で交流会を開いた。会には日韓合わせ三百人余りが参加した。
 キム団長は「昨年会って以来、指折りこの日を待った。昔から地理的にも近く、来年にはサッカーワールドカップ共催もする。より協力し合い、友好関係を続けていきたい」と話した。
 地域交流では、日本の子どもたちが韓国のチャンゴを演奏。ユン・ビョン・ウック教頭は「韓国の子でも難しい演奏を大変うまくやっている」と驚いた様子。韓国の子どもたちは宮廷の舞である扇の舞やサンモを披露した。一年ぶりに異国の友に会い、懐かしさとうれしさではしゃぐ子も多数いた。
 会の終えんは、全員で日本の民謡を踊り締めくくった。
 西本幸男古田日韓親善交流推進委員会会長は、「交流事業が終わってしまうのは正直言ってさみしい。協定は切れたが、その間築いた個人的な付き合いはこれからも永遠に続いていく」と話した。
 韓国の子どもたちは地元の三十一家庭へそれぞれホームステイ。二泊した後、古田の子どもたちと江田島で親交を一層深め韓国へと帰国した。



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