| 平成13年(2001年)7月27日 第684号 |
宮島の美観を守れ 海と川の清掃作戦 | ホームへ戻る|目次へ戻る |
【宮島町】佐伯郡宮島町は二十日(金)、宮島の伝統的な美観を保とうと大鳥居を中心とした厳島神社前で海と川を清掃した。同町職員や町民約三百人と町外ボランティア約八十人の計三百八十人が参加した。同町と同町公衆衛生推進協議会が主催した。
参加者は、大鳥居周辺や杉之浦、網之浦、長浜の四カ所に分散して、アオサを中心に掃除をした。この日の広島県南部の最高気温は三三・五度(広島地方気象台)。参加者は、汗をかきながら、熊手やスコップなどを片手にアオサをかき集めた。収集したアオサは同町がショベルカーですくい、トラックに積んで運び出した。
集めたアオサやごみは合計八d。同町が処分した。
アオサは緑藻類の海藻。放置しておくとはびこって白い砂浜の美観を損ねるだけはなく、乾いて腐ると異臭を放つ。同会の蒲田正之会長(七三)によると、アオサは主に家庭の生活排水の合成洗剤に含まれているリンや窒素などを取り込んで繁殖するが、ここ数年、廿日市市や大野町、宮島町の下水道が整備されたこともあり、減少傾向にある、と言う。