【大野町】「民家にグリーンイグアナ現る」―。佐伯郡大野町林ケ原の民家で十九日(木)、庭の木の上でじっとしていたグリーンイグアナを住人が見つけ、町役場に通報した。廿日市署員と動物プロダクションローズベリーファーム国際畜犬鳥獣(廿日市市新宮二丁目)の小倉一成代表(四七)と山手育雄さん(二九)が現場に駆けつけ、無事に捕獲。飼い主が見つからぬまま二十三日(月)、福山市立動物園に引き取られた。
中南米に生息するグリーンイグアナは、草食性。えさは、コマツナやチンゲンサイを好む。ペットショップではイグアナフードも売られている。体長は、環境次第で一・五m近くまで成長する。早くから輸入されているが、ここ五年は、飼育に必要な紫外線灯が普及したことや、危険動物ではないので飼育に許可は不要であることなどが重なって需要が一層高まったそうだ。
ペットショップで販売しているイグアナのほとんどは、体長十五―二十センチ。数年で一・五m近くまで成長することを知らずに購入し、扱いに困って野に放すケースも少なくないという。
見つかったグリーンイグアナは、体長約一m。生後数年は経っているメス。
「太り具合からして、大事に育てられていたようだ。飼い主の元から逃げ出した可能性が高い」(小倉代表)。暖かくなるこの時期は、は虫類の活動も活発になる。
小倉代表は「臆病なので普段はおとなしいが、無理に触ろうとすると、鋭い爪を持っているので危ない。けが人が出ないうちに捕獲できて良かった」と話している。
心当たりのある人は、大野町環境対策課TEL(0829)55・2000か、廿日市署TEL(0829)31・0110まで。
Copyright© L.co All Rights Reserved.