イギリス・ドイツ・スウェーデンに福祉施設の研修に行きました。全部で六施設見学しましたが、充実した内容で自由時間はほとんどありませんでした。まずは、ノーマリゼーションの本家スウェーデンの報告から。
この国には、施設はもうありません。成人した障害者はグループホームに入ります。五人用のホームに延べ二十八人の職員がおり、正規職員は九―十二人で掃除や買い物、身の回りの世話をします。
一人の利用者に対し二人のコンタクトパースンがつきます。責任をもってその人の世話をする人ですが押しつけではなくいつでも変えることができます。ボランティアはほとんどいません。利用者は送迎バスで福祉工場などへ仕事に行く人以外はホームで過ごします。
決まった一日の過ごし方のメニューはありません。
週に二回ぐらい外出します。
居室は一人に寝室兼居間と台所とトイレ・バスルームと洗濯機の部屋と広い入口で2LDKぐらいあり、食事は職員に手伝ってもらって一人一人作って食べます。住宅に関しては国の基準があります。もちろん全体で過ごす居間や台所は別にあります。地域の方との交流は特に計画してません。つまり当たり前に過ごしているということ。「普通の暮らしとは」を考えさせられました。
広島市西区・
社会福祉士 田中洋子
Copyright© L.co All Rights Reserved.