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宮島街道にしひがし

清盛の遺徳たたえ銅像 入道姿で観光客を歓待 宮島桟橋前広場に建立

2014年03月28日

清盛像の完成を喜ぶ中村靖富満委員長(右)と製作者の楢原北悠さん
 【廿日市市宮島】廿日市市宮島町の嚴島神社を造営した平清盛の銅像が、宮島桟橋前広場に建立された。清盛の命日に当たる3月20日に除幕式があり、湯﨑英彦県知事や眞野勝弘市長、銅像を制作した富山県在住の彫刻家・楢原北悠さんらが参列。晩年の入道姿の像を披露すると、早速、観光客らが写真に収め観光スポットとなった。

 像は、宮島桟橋旅客ターミナルを出て、右側の海岸そばにある。高さ190㎝で材質はリン青銅。像は京都の方向を向き国家安泰を念じている姿。当時の正装の一つでもある僧侶鈍色五條袈裟姿を身に着け、左手に数珠、右手には扇を上げ衰えぬ情熱を表現したそうだ。

 御影石で作った高さ65㎝の台座正面の題字は、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書いたダウン症の女流作家・金澤翔子さんが揮毫した。 

 一昨年大河ドラマの放映に当たり広島県と同市に「大河ドラマ「平清盛」推進協議会」が設立された。二年間にわたり展開した事業の集大成として、昨年1月に地元住民ら14人で発足した平清盛記念事業実行委員会が、清盛の偉大な功績を広く知ってもらおうと準備を進めてきた。総事業費約1200万円は、寄付を呼び掛けるなどしまかなった。

 同実行委員会の中村靖富満委員長は「銅像を通し、嚴島神社と平清盛のかかわりを再認識してもらえれば」と話している。

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令和元年08月09日 第1561号

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