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昨年の火災の死者9人 広島市消防局がまとめ

2014年02月07日
 【西・佐伯区】広島市消防局管内で今年に入り1月30日までの時点で、39件の住宅火災が発生し、すでに昨年一年間の火災による死者数9人に迫る6人が亡くなっている。一方、昨年一年間の火災発生状況などをまとめた。地元広島市西区・佐伯区では、昨年と今年(2月4日時点)で死者数は共にゼロ。同消防局では、各消防署を通じ、防火を呼び掛けている。
 昨年一年間に広島市内で発生した火災件数は384件。政令指定都市になった1980年以降、最も件数の少なかった平成24年(375件)に次ぐ件数だった。火災による死者数も9人で前の年(12人)より減った。
 地元広島市西、同佐伯両消防署管内を見ると、それぞれ57件(前年65件、以下同)、36件(37件)が発生した。負傷者は、西区9人(19人)、佐伯区2人(4人)と減った。
 出火原因は、広島市全体では、放火(放火の疑いを含む)が最多の75件。以下、たばこ66件、こんろ38件、火遊び29件、たき火28件と続いている。西区は1位の放火(同)15件以下、こんろ10件、たばこ8件、火遊び4件、たきび2件。佐伯区は、1位が放火(同)8件、火遊び4件、たばことこんろ3件ずつ、たき火2件だった。
 今年1月に亡くなった6人中5人が高齢者だった。5人は、65歳~89歳で、半数が深夜から明け方の時間帯による出火で、逃げ遅れて煙を吸い込んだ一酸化炭素中毒だった。
 住宅への火災警報器設置の状況は、昨年9月末時点で86・3%が設置済み。全国でも普及率は高めという。
 市消防局では、暖房器具の付け消しはもちろん、器具のそばに衣類や燃えやすいものを置かない、こんろなど使う場合はそばを離れない、電気器具を使わない時は必ずプラグを抜いておくなどを各消防署を通じて強く呼び掛けている。地元各消防署も防災無線や大型店舗の協力を得て店内放送で訴えるなどしている。また定期的巡回での声掛けもしている。
 市佐伯消防署は2月10日(月)午前7時15分ごろから、同区の五日市駅で防火を訴えるチラシなどを配る予定だ。

西広島タイムス電子版


平成30年7月20日 第1509号

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