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行政・くらし

乗合タクシー本運行 3ルートそのままに 佐伯区美鈴が丘

2016年09月30日

坂が多く広い美鈴が丘団地を走る「りんりんタクシー」。3ルートを順番に巡回する
 【佐伯区】広島市佐伯区の美鈴が丘団地で試験運行をしている地域主体の乗り合いタクシー「りんりんタクシー」が10月、本格運行に移行する。主体の美鈴が丘まちづくり協議会巡回乗合タクシー運営委員会(結城英雄会長・委員長)は、移行後の初運行日となる3日(月)午前8時半に出発式をして新たな門出を喜ぶ。
 「りんりんタクシー」は、同委員会がタクシー会社に委託して運行している。運行ルートはスーパー「フレスタ」を中心に、「西・緑」、「東」、「南」の3ルートを順番に回る。月・水・金曜日(祝日を除く)の3ルート計21便、毎月第4土曜日に開催する「美鈴楽市」開催日に同ルート計12便を運行する。基本料金は、1回の乗車で200円。ルート上で危険の少ない場所であればどこでも乗降車できる。
 試験運行開始は、昨年10月から。当初は「西・緑」と「東・南」の2ルートだったが3ルートにしたり、運賃の一部などを見直し乗客数アップ。9月4日の住民説明などを経て本格運行にこぎ着けた。広島市は今年度の予算で、りんりんタクシーのほか、安佐南区大塚西と安佐北区亀山の計3地区で進む実験運行経費として355万円を計上し支援をしている。
 本格運行化により、実際のルートや時間の変更はない。経費に対する市からの支援が少なくなる。一日の平均利用者数は委員会の見込みには達していないが、「今年の夏は暑くて利用した人もいた。今後、団地の高齢化率も高くなる」(担当者)と、感謝された事例や今後を見据え、活用を呼び掛けている。
 美鈴が丘団地は約四十年の歴史があり、バス路線もある。ただし、「バス停から自宅までがね。坂が多くて広い団地だから」と委員会の男性。スーパーまで買い物に行く主婦は、行きの下り坂を健康のために歩き、買い込んだ荷物のある帰りはりんりんタクシーといった利用もするようだ。5月の見直しでは、当日再利用、つまり行きを利用すれば帰りは半額券を渡すなどして利便性を向上した。

西広島タイムス電子版


平成31年3月22日 第1542号

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